カーフプレス:初めてでもわかるエクササイズ解説 - physica
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、歩く・走る・ジャンプするといった日常生活からスポーツまで、あらゆる動作で活躍する筋肉です。また、見た目のバランスを整えるうえでも重要な部位ですが、スクワットやランニングだけでは十分な刺激が入らないことも少なくありません。
そこでおすすめなのが、カーフプレス(レッグプレスマシンで行うカーフレイズ)です。高重量を安全に扱いやすく、ふくらはぎを集中的に鍛えられるため、初心者から上級者まで幅広く取り入れられています。

カーフプレスで鍛えられる筋肉

腓腹筋(ひふくきん)
ふくらはぎの表面にある筋肉で、力こぶのような盛り上がりを作る筋肉です。膝を伸ばした状態で行うレッグプレスカーフレイズでは、この筋肉が特に強く働きます。
ヒラメ筋
腓腹筋の深層に位置する筋肉です。姿勢の維持や長時間の歩行などで活躍し、ふくらはぎ全体の厚みを作る役割があります。
基本フォーム

① セットアップ
レッグプレスマシンに座り、足の前半分(母趾球付近)だけをプレートに乗せ、膝は軽く伸ばした状態を維持します。踵をできるだけゆっくり下ろし、ふくらはぎがストレッチする位置まで可動域を確保します。
② つま先でプレスする
つま先でプレートを押すように踵を持ち上げ、ふくらはぎをしっかり収縮させます。一番高い位置で1秒ほど止めると、筋肉の収縮をより意識しやすくなります。
③ ゆっくり戻す
ゆっくり踵を下ろし、再びふくらはぎがストレッチする位置まで戻します。同じ動作を繰り返します。
効果を高めるポイント
✔︎ お尻の下に補助シートを敷く
マシンによっては、プレートの下につま先を置くと座面の縁が邪魔になって膝が伸ばせないものもあります。補助シートがあれば、これを座面に置いて座る位置を高くすることで、膝が自然に伸ばしやすくなります。
✔︎ 一定のテンポで丁寧に行う
勢いよく上下すると筋肉への刺激が減り、アキレス腱や足首への負担も大きくなります。一定のテンポでコントロールしながら動かしましょう。
✔︎ 可動域を大きく使う
ふくらはぎは可動域が狭くなりやすい筋肉です。踵を下げる時はふくらはぎにストレッチを感じるまで下げ、上げる時はふくらはぎが収縮しきるまでしっかり上げることで、筋肉全体を刺激できます。
よくあるNGフォーム
❌ 足裏全体をプレートに乗せている
足全体をプレートに乗せると踵を十分に下げられず、可動域が小さくなります。母趾球付近をプレートに乗せることで、ふくらはぎをしっかり伸ばすことができます。
❌ 膝の曲げ伸ばしをしてしまう
膝の角度が変わると、ふくらはぎではなく太ももの筋肉が関与しやすくなります。膝の角度は一定に保ちましょう。
❌ 下ろすのが速すぎる
踵を素早く下ろすと、膝の曲げ伸ばしや反動につながりやすいだけでなく、足が滑ってプレートから落ちてしまう危険もあります。下ろす動作はゆっくり行うことが重要です。
回数・セット数の目安
・15~20回×2~3セット
慣れてきたら10~15回で限界になる重量に調整し、3~4セット行うと筋力強化や筋肥大を狙いやすくなります。
ふくらはぎは日常生活でも頻繁に使われる筋肉のため、比較的高回数・高ボリュームのセットで行うのもポイントです。
レッグプレスマシンで行うカーフレイズは、ふくらはぎを安全かつ効率的に鍛えられる優れたエクササイズです。
ポイントは、大きな可動域を使い、反動を使わず、筋肉を最後までしっかり収縮・ストレッチさせることです。丁寧なフォームで行うことで、筋力向上はもちろん、引き締まった力強いふくらはぎづくりにもつながるでしょう。
この記事のライター
physica編集部
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