【気になる噂】「子どもが筋トレすると身長が伸びなくなる」は嘘?ホント? - physica
こんにちは、フィジカ編集部です。
「子どもが筋トレをすると身長が伸びなくなる」という話を耳にしたことはありませんか?
成長期のお子さんを持つ親御さんの中には、これを耳にして不安に思った方もいるのではないでしょうか。
結論から言えば、この話は誤りです。科学的な根拠はありません。
今回は、この噂について少し深く掘り下げ、成長期の筋トレについても解説したいと思います。

噂の裏側

そもそもなぜ「筋トレをすると身長が伸びなくなる」と言われるのでしょうか。その理由については主に以下の3つが考えられます。
① 筋肉の張力による骨への影響
筋肉の発達によって骨を押さえ込むように力が加わるため、骨の成長を阻害する可能性があると言われています。
② 過度な負荷による成長阻害
筋トレは、体に大きな負担をかけ、成長ホルモンの分泌を妨げる可能性があると言われています。
③ ホルモンバランスの変化
筋トレによって男性ホルモンが過剰に分泌され、骨の成長を止めてしまう可能性があると言われています。
しかし、これらの理由はすべて誤解です。
例えば、オリンピックの金メダリストを目指して幼少期から重量挙げの英才教育を叩き込む、などの余程ハードなトレーニングを課さないことには、どれもまず起こりません。

こういうの。
©︎梶原一勝・川崎のほる/講談社
唯一可能性があるとすれば、成長期の骨にある「骨端線」(骨の成長を促す軟骨組織)を損傷してしまった場合ですが、これも適度な筋トレでは骨端線を損傷するような過度な負荷はかかりません。
むしろ、適度な筋トレは成長ホルモンの分泌を促進し、骨の成長を助ける効果も期待できます。
成長期の筋トレのメリット

適切な筋トレは、成長期の子供たちに多くのメリットをもたらします。
骨密度の向上:骨に適切な負荷をかけることで、骨密度が高まり、丈夫な骨が作られます。
運動能力の向上:筋力やバランス感覚が向上し、様々なスポーツで活躍できる基礎が作られます。
怪我の予防:筋肉が発達することで、関節が安定し、怪我をしにくくなります。
正しい姿勢の習慣化:体幹の筋肉を鍛えることで、正しい姿勢を維持できるようになります。
安全な筋トレのための注意点

成長期の子供たちが安全に筋トレを行うためには、以下の点に注意する必要があります。
⚫︎ 専門家の指導を受ける
⚫︎ 適切な負荷とフォームを意識する
⚫︎ 十分な休息と栄養を確保する
⚫︎ 過度なトレーニングは避ける
子どもが独力でこれらを意識・実践するのは難しいため、実際は親や学校関係者、スポーツチームのコーチなど、周りの大人のサポートが必要になります。
まとめ
「子どもが筋トレをすると身長が伸びなくなる」というのは誤りです。適切な筋トレは、成長を妨げるものではなく、むしろ成長を促進する効果も期待できます。
成長期の子供たちには、適切な筋トレを通じて、健康的な体づくりと運動能力の向上を目指してほしいと思います。
この記事が、皆さんの不安解消と、安全な筋トレの実践に役立つことを願っています。
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