アサヒ飲料「green cola」vs サントリー「ギルティ炭酸NOPE」! - physica
無性に冷たくて甘い炭酸が飲みたくなる。でもカロリーや糖質を考えると、手が止まる——そんな経験はありませんか?
そんな葛藤に対して一石を投じたのが、アサヒ飲料の「green cola」とサントリーの「ギルティ炭酸 NOPE」。
ただし、そのコンセプトはまったくの逆です。
green colaは、アサヒ飲料の公式栄養成分表示で100mlあたりエネルギー0kcal、炭水化物0g、カフェイン約10mg。甘味料にはスクラロースとステビアが使用されています。 (アサヒ飲料)
一方、NOPEは100mlあたり56kcal、炭水化物14.0g、カフェイン10mg。
つまり、栄養成分だけを見ると両者は完全に別物です。 (商品情報(カロリー・原材料) サントリー)
今回は、この極端すぎる2つの炭酸飲料をフィットネス・ダイエット視点で徹底比較していきます。
NO罪悪感。green cola

2026年に登場したgreen colaは、植物由来の素材を使用したコーラ。
ギリシャ発のブランドで、日本では2026年5月に1都3県のコンビニ限定で発売され、その後8月4日から全国発売となりました。容量は500mlです。 (アサヒ飲料)
NO SUGAR・NO CALORIES
最大の特徴は、NO SUGAR・NO CALORIESというところ。
砂糖を使わず、植物由来のステビアなどを使用して甘さを出しており、500mlを1本飲んでもエネルギーは0kcal。カフェインはコーヒー豆由来です。
ダイエット中に「甘い炭酸飲料が飲みたい!」となったときには、かなり使いやすい選択肢です。
瞬発的なコーラ
キャップを開けた瞬間に広がるのは、紛れもないコーラの香り。しかし、それは私たちが知るコーラ独特のやや甘ったるいシロップ感ではなく、もっと爽やかですぐに消えてしまいそうな清涼感があります。
口に含むと、植物由来のやさしい甘みが広がりますが、ベタつきは一切なし。コーラを飲んだ後の口残りの重さが全くありません。その分、炭酸感がやや強く感じられる印象です。
NOPEと比べるとコクは少なめですが、健康系コーラにありがちだった「物足りなさ」を見事に克服し、しっかりした飲み応えはあります。そして数秒後にはコーラを飲んだ感覚が消えています。確かにこれはNO罪悪感。
ダイエットとの相性は良好
もちろん、green colaを飲んだから脂肪燃焼が促進されるわけではありません。
しかし、ダイエット中にありがちな、「甘いものが欲しい」という欲求を、ほぼカロリーなしで満たせるのは大きなメリット。
例えば500mlの一般的な糖入り炭酸飲料なら、200kcal前後になることもあります。
それをgreen colaに置き換えれば、飲み物から摂取するカロリーを大きく減らせる可能性があります。
ただし、「ゼロカロリーだから何本飲んでもOK」という意味ではありません。あくまで食生活全体の中で活用するのがおすすめです。
やみつきになる罪な味。ギルティ炭酸NOPE

そしてgreen colaとは正反対の思想で登場したのが、サントリーの「ギルティ炭酸 NOPE」。
2026年3月24日に発売された新商品です。 (サントリーホールディングス|水と生きる SUNTORY)
コンセプトは「ギルティ消費」
健康志向が高まる一方で、「今日は自分を甘やかしたい!」という需要にも着目した炭酸飲料です。
完熟フルーツやスパイスなど、99種以上のフレーバーを組み合わせ、甘味・酸味だけでなく苦味・旨味・塩味まで含めた「五味」を楽しめる設計になっています。 (サントリーホールディングス|水と生きる SUNTORY)
つまり、「健康のために我慢する飲み物」ではなく「今日はこれを楽しむぞ!」という飲み物です。
甘い!辛い!美味い!
完熟フルーツやスパイスなど99種類以上のフレーバーを複雑にブレンドし、甘味・酸味だけでなく苦味・旨味・塩味の「五味」を取り入れているというだけあり、やみつきになる甘濃い味わいが特徴です。
ドクターペッパーとブドウジュースを濃縮したような風味と、ダイエット中の人がこれを飲んだら間違いなく罪悪感を感じる甘さ、そしてジンジャーエールのような後に残る辛さがガツンと感じられます。
一口めから満足感がものすごいですが、600mlもあると最後は重く感じてしまう人も少なくはなさそう。
当然ダイエットには向かない
元々そんなコンセプトではないので、それはそう。
NOPEは100mlあたり56kcal、炭水化物14.0gです。 (商品情報(カロリー・原材料) サントリー)
つまり600mlで336kcal。炭水化物も84gで、通常のコーラより高カロリー高カーボです。
例えば、1日の消費カロリーより摂取カロリーを300kcal程度少なくするようなダイエットをしている人なら、NOPEを1本飲むだけで、その差がほぼ消えてしまいます。
計画的にダイエットを楽しむ嗜好品
もちろん、だからNOPEが「悪い飲み物」というわけではありません。
単純に、飲料からもしっかりエネルギーを摂取する商品だということです。
ダイエットの基本は、1日・1週間単位でのエネルギー収支です。
例えば普段から食事を適切に管理していて、今日はNOPEを飲みたいという日があるなら、その分を食事全体で調整するという考え方もできます。
むしろ、「ダイエット中だから甘いものは全部禁止!」と我慢し続けて、ある日突然大量に食べてしまう……という方が、長期的には続きにくいケースもあります。
また、定期的に筋トレなどの運動をしている人ならエネルギーを確保することも重要。
NOPEなら600mlで約336kcalになるため、食事だけでカロリーを稼ぐのが大変な人にとっては、エネルギー補給の一手になることもあります。
あなたの「NO」は?

green colaは、
「我慢しないために、賢く選ぶ」飲料
NOPEは、
「今日は我慢しない。思い切り楽しむ」飲料
面白いのは、どちらも「NO」という言葉を軸にしていることです。
green colaは「NO is Smart」。NOPEの“NO”には「日常生活の我慢にNoと言う」という意味が込められています。 (サントリーホールディングス|水と生きる SUNTORY)
あなたはどちらの「NO」を選びますか?
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