45°レッグプレス:初めてでもわかるエクササイズ解説 - physica

45°レッグプレスは、脚全体を効率よく鍛えられるマシンエクササイズです。スクワットと並ぶ代表的な下半身トレーニングですが、バーベルを担ぐ必要がないため、初心者でも安全に高い負荷を扱いやすいという特徴があります。

今回は、45°レッグプレスの鍛えられる筋肉や正しいフォーム、効果を高めるポイントについて解説します。

45°レッグプレス

45°レッグプレスで鍛えられる主な筋肉

大腿四頭筋

大腿四頭筋

太ももの前側にある筋肉で、レッグプレスの主動筋です。膝を伸ばす働きを担い、歩く、走る、立ち上がるなど日常生活のあらゆる動作で活躍します。

大臀筋

お尻の筋肉で、股関節を伸ばす働きをします。ヒップアップやジャンプ力、ダッシュ力の向上にも重要な筋肉です。

ハムストリングス

太ももの裏側にある筋肉群です。膝を曲げたり股関節を伸ばしたりする働きがあり、大臀筋と協力して力強い脚の動きを生み出します。

内転筋群

太ももの内側にある筋肉で、脚を安定させる役割があります。フォームを維持する際にも重要な働きをします。

基本フォーム

45°legpress

① セットアップ

シートに深く腰掛け、背中とお尻をしっかり背もたれにつけます。足幅は肩幅程度、つま先はやや外側へ向けます。足はプレートの中央付近に置くのが基本です。

② スタートポジション

膝を軽く曲げた状態からスタートします。ロックを解除したら、ゆっくりと膝を曲げながらプレートを下ろしていきます。

③ プレートを押す

足の裏全体で床を押すようなイメージでプレートを押し上げます。膝は伸ばし切らず、軽く曲がった状態で止めることで関節への負担を軽減できます。

④ ゆっくり下ろす

一気に力を抜かないように注意して、太ももがお腹に触れる程度までプレートを下ろします。

効果を高めるポイント

可動域を十分に確保する

腰が浮かない範囲で、できるだけ深く膝を曲げることで筋肉を大きく伸ばし、トレーニング効果を高められます。

足裏全体で押す

つま先だけ、あるいはかかとだけで押すのではなく、足裏全体で均等に力を伝えることが重要です。

膝とつま先の向きを揃える

膝が内側へ入ると関節への負担が増えます。動作中は膝とつま先が同じ方向を向くように意識しましょう。

呼吸を止めない

プレートを押し上げるときに息を吐き、下ろすときに息を吸うことで安定したフォームを維持できます。

よくあるNGフォーム

膝を完全に伸ばし切る

膝をロックすると関節への負担が大きくなります。常にわずかに膝を曲げた状態を保ちましょう。

腰が浮いてしまう

深く下ろしすぎて腰が丸まると、腰椎への負担が増加します。腰が浮く場合は可動域を少し浅くしましょう。

お尻がシートから離れる

お尻が浮くほど深く下ろすと腰を痛める原因になります。背中とお尻は常にシートへ密着させます。

反動を使う

勢いよく下ろしたり跳ね返るように押したりすると、筋肉への刺激が減るだけでなくケガのリスクも高まります。

バリエーション

● 足を高めに置くと

大臀筋やハムストリングスへの刺激が強くなります。

● 足を低めに置くと

大腿四頭筋への刺激が強くなります。

● 足幅を広くすると

内転筋や臀部も使いやすくなり、狭くすると大腿四頭筋への刺激が高まります。

※ただし、極端な位置に足を置くと膝や股関節に負担がかかるため、まずは標準的な足幅・足位置から始めることをおすすめします。

回数・セット数の目安

初心者

・10~15回 × 2~3セット

まずはフォームの習得を優先し、無理のない重量で行いましょう。

中級者以上

・8~12回 × 3~4セット

筋力向上を目的とする場合は、正しいフォームを維持できる範囲で徐々に重量を増やしていきます。


45°レッグプレスは、脚全体を安全かつ効率よく鍛えられる優れたエクササイズです。スクワットに比べてバランスを取る必要が少なく、初心者でも取り組みやすい一方、高重量にも対応できるため上級者にも人気があります。

正しいフォームを身につけ、可動域をしっかり確保しながらコントロールされた動作で行うことが、筋力アップや筋肥大への近道です。まずは無理のない重量から始め、少しずつレベルアップを目指していきましょう。

この記事のライター

physica編集部

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