スマホを振るだけじゃカウントしない!?意外と知らない歩数計の仕組み - physica
スマホの歩数計機能を使ったゲームやポイントアプリを利用する際、「実際に歩かなくてもスマホを降れば歩数を稼げるのでは?」と思ったことはありませんか?
確かに、一昔前の腰に付けるタイプの歩数計では内部の重りが揺れる「振り子式」が主流だったため、手でシャカシャカ振っていれば、みるみる歩数がカウントされていきました。
しかし、現代のスマホの歩数計はそんなに単純な仕組みではありません。今回は、「なぜ振るだけじゃダメなのか?」という疑問を、分かりやすく解説します!

目次
なぜスマホを振るだけではカウントされないのか?
原因は「加速度センサー」と「アルゴリズム」

スマホの中には 加速度センサー という小さな部品が入っています。
このセンサーは、前後・左右・上下の動きを数値として常に検知しており、独自の アルゴリズム(計算手順)で「歩行」と認識した揺れをカウントしています。
「歩行」と「ただの振動」を見分けている
スマホは、ただの揺れを「歩行」と勘違いしないよう、以下の要素をチェックしています。
- 一定のスピードとリズムで上下運動が繰り返されているか?
- それは重力方向と一致しているか?
- かかとが地面についた時の衝撃(波形のピーク)が特徴的か?
- 1〜2歩で終わらず、数歩以上連続しているか?(多くのスマホは、誤カウント防止のために最初の5〜10歩くらいまでは「様子見」をして、連続して歩いた時だけ一気にカウントを追加します)
これがあるために、ただ手でスマホを振っただけでは、歩数計のアルゴリズムに「歩行ではない動き」として弾かれてしまうのです。
実際の歩行でもカウントがズレることはある?
スマホの加速度センサーも完璧ではありません。
例えば、スマホを入れたベビーカーを押して歩く、バッグの中で揺れが中和される、ゆっくり歩きすぎる、といった場合、歩数が正しく記録されないことがあります。これは「腕や体の揺れ」が歩行パターンとして検出されにくくなるためです。
スマホはやっぱり賢い

手に持った状態でもカウントはされる
スマホの歩数計は、バイオメカニクス(生体力学)に基づいて設計されています。
ズルをして振るよりも、スマホをポケットに入れて歩くほうが、確実に(そして健康的に)歩数を稼ぐことができますよ。
歩数を増やす近道は、結局のところちゃんと歩くこと。今日も一歩ずつ、無理なく体を動かしていきましょう。
この記事のライター
physica編集部
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