体を動かすとき「1番最初に動く筋肉」はどこ? - physica

こんにちは、フィジカ編集部です。

突然ですがクイズです!


Q.椅子に座って完全に静止した状態から立ち上がろうとしたとき、1番最初に動く筋肉は次のうちどれ?

  • 大臀筋
  • 大腿四頭筋
  • 腹横筋

正解!

不正解...

正解は 腹横筋です。

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1番最初に動く筋肉

立ち上がる、脚を出す、腕を上げる――

こうした動作をするときに1番最初に動くのが、体幹の深層にある「インナーユニット」(腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群)と呼ばれる4つのインナーマッスル(深層筋肉)群です。

インナーユニット

中でもお腹の一番深い位置にあってコルセットのように胴体を包む「腹横筋」が特に重要で、重心の移動を伴う全て動作で真っ先にこれが働きます。

椅子から立つ時も

① まずは腹横筋をはじめとしたインナーユニットがキュッと締まって肋骨や背骨、骨盤などの体幹の骨をそのあとの動きでブレないように固定。

② その状態で上半身を前傾させ、お尻に乗っていた体重を足に移動。

③ 足で踏ん張れるようになったら、脚の筋肉に力を入れ、立ち上がる。

という流れで体は動きます。

なぜ最初に動くのか?

理由はシンプルで

「体幹を安定させるため」です。

何かの動作を始めるとき、体はまずインナーユニットで体幹を支え、腹圧を高め、安定させてから目的の動きをするための筋肉(主働筋)を動かし始めます。

もしインナーユニットが働かず、体幹が不安定なまま腕や脚を動かすと、バランスを崩したり、腰に負担がかかったり、力がうまく伝わらなかったりといった問題が起きてしまいます。

意識しづらい筋肉

インナーユニットの厄介な点はここです。

体の奥にある上に、他の筋肉より先に動くといってもコンマ数秒の差なのでその感覚が分かりにくく、鍛えたからといって見た目が派手に変わるわけでもありません。

そのため、使っているつもりでも上手く使えていない、トレーニングしているつもりでも休んでいる、という人が非常に多い筋肉でもあります。

効率的に鍛えるには?

マシンピラティス

この意識しづらいインナーユニットを意識的に強化するなら、呼吸によって腹横筋を収縮させるドローインやピラティスなどのエクササイズが有効です。

特にピラティスは、これを鍛えるために体系化されたようなメソッドで、ピラティスが「姿勢改善に良い」と言われる所以もまさにこれです。

姿勢が気になる方、運動をするとすぐ腰が痛くなってしまう方は、これらの方法でインナーユニットを鍛えてみるといいかもしれませんね。

この記事のライター

physica編集部

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