【スポーツの日特集】スポーツってこんなに多様! - physica
こんにちは、フィジカ編集部です。
10月13日は「スポーツの日」。みなさんは“スポーツ”と一口に言っても、その定義がとても広いことをご存じでしょうか?
今日は、世界的に見たスポーツの分類を紹介しながら、「スポーツとは何か」を考えてみましょう。
身体系スポーツ(フィジカルスポーツ)

身体を使う競技全般です。一般的にスポーツと言ってイメージするのはこれでしょう。人類の歴史とともに発展してきた、もっとも古典的なスポーツの形です。
- 球技(サッカー、バスケットボール、テニスなど)
- トラック&フィールド競技(陸上競技)
- 格闘技(柔道・空手・ボクシングなど)
- コンテスト競技(体操・フィギュアスケートなど)
- ウィンタースポーツ(スキーやスノーボードなど)
- モータースポーツ(F1やラリーなど)
- エクストリームスポーツ(スケートボードやサーフィンなど)
頭脳系スポーツ(マインドスポーツ)

国際マインドスポーツ協会(IMSA)が存在し世界大会も開かれるなど、身体を動かさず知力や戦略で競う分野も「スポーツ」として認められています。集中力や思考力を「競技」として高め合うのが特徴です。
- テーブルゲーム(チェス、将棋、囲碁など)
- カードゲーム(ブリッジ、ポーカーなど)
- 数独競技など
デジタル系スポーツ

21世紀に急成長しているのが「デジタルの中のスポーツ」です。観客を巻き込み、オンライン配信でも盛り上がるのが特徴です。
- eスポーツ(LoL、フォートナイト、ストリートファイターなど)
- VR / AR スポーツ(HADO、VRダンス、VR格闘など)
- ロボットスポーツ(ロボコンやドローンレースなど)
- AI競技(人工知能オリンピックや人狼知能など)
複合型スポーツ

健康やエンタメと融合したスポーツの形もあります。これらの文化には、今も昔も大衆を魅了する力があります。
- ボディコンテスト(ボディビルやフィジークなど)
- フィットネス競技(競技エアロ、クロスフィット、タフマダーなど)
- エクササイズゲーム(Fit Boxing や リングフィットアドベンチャーなど)
スポーツの概念は広がり続けている
かつて「身体を動かす競技」と定義されていたスポーツは、いまでほ頭脳・デジタル・ライフスタイルの分野まで広がり、世界中で数百種類以上のスポーツが存在しています。
語源がラテン語の「deportare」(運搬する)に由来し、そこから転じた“憂いを運び去る”という意訳が古フランス語の「desporter」(気分転換、楽しむ)を経由して現在の英語「sports」に繋がっているということを鑑みれば、スポーツの定義も「競技性・ゲーム性があるもの全般」を含む広義の方向にシフトしていくのは自然なことなのかもしれません。
体を動かすのが苦手でも、チェスやeスポーツのように「頭」や「感覚」を競うスタイルも立派なスポーツ。
スポーツの日にちなんで、ぜひ自分が楽しめる新しいスポーツを探してみるのも面白いのではないでしょうか。
この記事のライター
physica編集部
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