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アニマルフロー(Animal Flow):野生の動きで体を鍛える新感覚フィットネス - physica
アニマルフローとは?
アニマルフローは、動物の動きをモチーフにした全身運動プログラムです。四つん這いやジャンプ、回転などを組み合わせ、自重トレーニング+モビリティ+ヨガ+カポエイラの要素を融合させた新感覚フィットネスとして、アメリカを中心に人気を集めています。
開発者はマイク・フィッチ(Mike Fitch)氏。彼は「器具に頼らず、人間本来の動きで強くしなやかな体を作る」ことをコンセプトに、このプログラムを生み出しました。

開発者のマイク・フィッチ氏
どんな効果があるの?
アニマルフローは、見た目以上に科学的な効果が期待できます。
全身の筋力アップ:特にコア(体幹)と肩・腕を強化。
柔軟性・可動域の改善:股関節や肩のモビリティ向上に最適。
バランス感覚と協調性アップ:体をコントロールする力がつく。
カロリー消費・脂肪燃焼:高強度インターバルに近い要素があり、短時間で汗だく。
メンタル効果:リズムや流れるような動きでストレス解消。
特に、デスクワークでガチガチになった現代人には、体を解放するような気持ちよさがあります。
6つの基本要素
アニマルフローは、以下の6つの基本要素で構成されています。
1. Wrist Mobilizations(リストモビライゼーション)
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手首の柔軟性と可動域を高めます。アニマルフローは手を床につく動きが多いため、手首への負担を軽減するために必須です。
2. Activations(アクティベーション)
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体幹と筋肉を活性化し、動きの準備を整えます。ビーストポジション(四つん這いで膝を浮かせる)クラブポジション(仰向けで手と足で支える)などの動物を模した姿勢を取り、体幹の安定性向上、肩・股関節の連動性を高めます。
3. Form Specific Stretches(フォーム・スペシフィック・ストレッチ)
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特定のフォームでストレッチを行います。柔軟性・関節の可動域を向上させ、しなやかな動きが身につけます。
4. Traveling Forms(トラベリングフォーム)
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動物のような移動パターンで全身を使います。エイプ(猿) ビースト(獣) クラブ(カニ)などを模した歩行動作を行い、総合的な身体機能を向上させます。
5. Switches & Transitions(スイッチ&トランジション)
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各動物のフォームをスムーズに切り替えることで、コーディネーション能力(調整力)とフロー感を高めます。
6. Flows(フロー)
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全ての要素を組み合わせ、流れるように動きます。複数の動きシームレスに、音楽に合わせて流れるようにつなげます。全身の連動性、持久力、集中力を養います。
・筋トレやヨガにマンネリを感じている人
・器具なしで効果的に全身を鍛えたい人
・パフォーマンスアップを目指すアスリート
・柔軟性アップや姿勢改善をしたい人
特に、ダンスや格闘技が好きな人にはハマりやすいのではないでしょうか。
アニマルフローは“人体の可能性”
アニマルフローは、野生の動きを取り入れた全身運動で、筋トレ・柔軟性・心身の調和を同時に手に入れられるフィットネスです。
器具いらずで、日本でもオンラインレッスンや認定インストラクターによるクラスが増加中。
「自分の体がここまで動く!」
アニマルフローには、そんな新しい発見があるかもしれませんね!
この記事のライター

physica編集部
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