
ピックルボール(Pickleball):世界で大ブームの新スポーツ! - physica
2025年7月4日、「東京タワーピックルボールコート」が常設コートとして正式オープンしました!

といっても、まだピックルボールを知らない人の方が多いと思うので、今回はピックルボールについて紹介したいと思います。
ピックルボールって何?

ピックルボールは、アメリカ発祥のスポーツで、テニス・バドミントン・卓球の要素を組み合わせたラケット競技です。コートの広さはバドミントンとほぼ同じで、パドル(専用ラケット)と穴の空いたプラスチックボールを使います。
ルールはシンプルで、初心者でもすぐに楽しめるのが魅力。しかも、老若男女問わずプレーできることから、アメリカで最も急成長しているスポーツとまで言われています。
・サーブはアンダーハンドで斜めに打つ。
・ボレー(ノーバウンドで打つ)は、ネット前の「キッチンゾーン」では禁止。
・ 先に11点(または15点、21点)を取った方が勝ち。
・基本はダブルスだが、シングルスもあり。
シンプルですが、駆け引きや戦略が奥深いのでハマる人続出!
ピックルボールが人気の理由
理由1:誰でも簡単に始められる

テニスよりラケットが小さく、コートも狭いので体力的な負担が少ないです。初心者でも数分でラリーが続くようになります。
理由2:世代を超えて楽しめる

シニア層にも大人気!手首や肘、膝などの関節への負担が少なく、アクティブなコミュニティスポーツとして広まっています。
理由3:社交性が高い

4人でプレーするダブルスが主流。会話しながらでも楽しめるので、「動く社交場」として注目されています。
世界中に広まりつつあるブーム

アメリカでは2019年からの5年間でプレーヤー数が300%以上増加し、2024年には1,900万人以上がプレー。MLP(メジャーリーグ・ピックルボール)というプロリーグまで誕生しています。
著名アスリートやセレブ(レオナルド・ディカプリオやビル・ゲイツ)にも愛好者が多く、最近ではスペイン、カナダ、イギリス、オーストラリア、そして日本でも徐々に普及が進んでいます。
今年の3月には、ソフトテニスの船水雄太選手が日本人初のMLP選手として米国のマイアミ・ピックルボール・クラブに入団したことも話題となりました。
ピックルボールをやりたい!

▼TokyoTower Pickleball Friendship(東京・港区)
最初に紹介した「東京タワーピックルボールコート」。東京タワーの真下というロケーションが圧巻。予約制で、ネットも設置済み。レンタルパドルは今後対応予定です。
▼Pickle Tokyo(総合ポータルサイト)
全国のコート、クラブ、サークル、設備やショップ、体験会情報をまとめた便利な情報サイト。特に有明エリアに詳しい。
▼ピックルボールナビ(全国検索サイト)
全国のコート、クラブ、サークルを地域別に検索可能。地方在住者にも便利。
▼一般社団法人日本ピックルボール協会
全国の体験会、交流会、講習や大会情報を広く掲載。選手登録はこちらから。
ピックルボールは、「簡単・楽しい・健康的」をすべて兼ね備えた新しいスポーツ。アメリカでは社会現象となり、スペインやアジアでも急速に普及中。日本でも、今後は専用コートやイベントがどんどん増えると予想されます。
あなたも友達や家族と一緒に、ピックルボールを始めてみませんか?
この記事のライター

physica編集部
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