
登山初心者におすすめ!全国の名山10選 - physica
こんにちは、フィジカ編集部です。
「山の日(8月11日)」にちなんで、登山初心者にぴったりの全国おすすめ10山と登山ルートをご紹介します。日帰りで気軽に楽しめる景色豊かな山ばかりです!
登山初心者に適した山選びの基準

登山初心者には以下の条件が◎です。
・歩行コースタイム約3~4時間以内(合計で)
・累積標高差500~700m程度
・道が整備されていてトイレや案内表示がある
全国10選!初心者におすすめの山とルート
1. 高尾山(東京都)1号路(表参道コース)

リフトで快適な空中散歩。
標高599m。複数の参道があり、薬王院や展望台を経由してゆるやかな道が続きます。1号路なら登山道もほぼ整備されており、登山・下山ともに1.5時間ほどで完結。ケーブルカーやリフトもあり、体力のない方でも安心。
https://www.takaotozan.co.jp (高尾登山電鉄)
2. 御岳山(東京都)御岳山駅〜山頂往復コース

渓流が美しい御岳山のロックガーデン。
標高929m。ケーブルカー利用すれば、山頂の武蔵御嶽神社までは約35分。舗装されていて歩きやすい参道も初心者に優しい。少し体力に自信のある方はロックガーデンの周回コースもおすすめ。
https://tadanoyamajanai.jp (御岳山公式サイト)
3. 筑波山(茨城県)おたつ石コース

あけのひまわりの里から望む筑波山。
標高877m。「男体山・女体山」の2峰を結ぶ山歩きは展望がよく、ケーブルカー併用で体力に応じた調整が可能。
https://www.city.tsukuba.lg.jp/tourism/tsukubasan/index.html (つくば市公式ウェブサイト)
4. 蓑山(埼玉県)親鼻駅〜関東ふれあいの路コース

山頂には「美の山公園」。春の桜とアジサイが有名。夏にはユリが楽しめる。
標高約581m。登山時間は片道1時間40分ほど。秩父の景色と季節の花々が楽しめる整備された低山。下山は和銅黒谷駅へ向かう黒谷コースがおすすめ。
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0504/minoyamakouen-top/ (美の山公園)
5. 八幡平(岩手県・秋田県)八幡沼・ガマ沼展望台コース

八幡平は、十和田八幡平国立公園に含まれる台地状火山。周辺には名湯も多数。
標高約1,613m。アスピーテラインで山頂近くまで車で行ける。八幡沼・ガマ沼展望台コースなら約1時間で往復可能。事前に火山活動は要チェック。
https://www.hachimantai.or.jp (八幡平市観光協会)
6. 蔵王山(宮城県・山形県)

御釜(五色沼)は蔵王を象徴する火口湖。
標高1,841m。熊野岳を最高峰とする連峰。火山の独特の景観や高原湿地が魅力。地蔵岳山頂へは蔵王温泉からロープウェイで、刈田岳山頂へは蔵王エコーラインから有料道路またはリフトで上ることが可能で、日帰り登山も人気。
7. 乗鞍岳(長野県・岐阜県)

山頂の剣ヶ峰。夏に拝める雲海は絶景!
標高3,026m。高山植物や雄大な景色が魅力。畳平~剣ヶ峰コースなら整備された登山道で初心者に最適。コースタイムは1時間30分程度。
https://norikuradake.jp (乗鞍スカイライン)
8. 大台ヶ原山(奈良県)東大台コース

木道が歩きやすい。近年の環境変化を物語る正木峠。
標高約1,695m。大台ケ原山ドライブウェイで中腹まで登れるので、初心者の日帰り登山にもおすすめ。平らで緩やか、遊歩道のような道が続くので安心して歩けます。ただし、冬季(12月〜4月初旬頃)はドライブウェイと駐車場が封鎖されるので注意。
https://www.vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/tanoshimu_tsuri_tozann/tozann/132.html (上北山村観光サイト)
9. 剣山(徳島県)遊歩道コース

徳島県の最高峰。見渡す四国山地の眺めは最高!
標高約1,955m。ロープウェイを使えば山頂近くまで簡単に到達でき、夏の高原風景と高山植物が楽しめます。
http://www.turugisan.com (剣山観光推進協議会)
10. 久住山(大分県)牧ノ戸峠~扇ヶ鼻コース

6月はミヤマキリシマが美しい。
最高峰中岳1,791m。牧ノ戸峠からスタート、山頂まで登るコースは往復5時間程度。扇ヶ鼻までは往復3時間程度なので、初心者にはこちらがおすすめ。四季を感じられる美しい景観と草原歩きが魅力。
https://kujufanclub.com/walk/ (長者原ビジターセンター)
登る前の準備をしっかりと
登山を安全に楽しむためには、事前の準備が重要です。
低山や難易度の低いルートであっても、時間と体力に余裕のある計画を立て、できれば経験豊富な人と一緒に行くことをおすすめします。また、天候の急変に備え、雨具や防寒具を必ず持参し、無理のないペースで行動しましょう。
この記事のライター

physica編集部
楽しくて役に立つフィットネス情報をお届けしています。