
「フィットネス×色」トリビア - physica
こんにちは、フィジカ編集部です。
照明や壁の配色に工夫をこらしたフィットネスジムやスタジオが増えています。
赤系の色でテンションを上げる筋トレエリア、青や緑で落ち着くストレッチゾーン、ニュートラルカラーで統一された高級ジムなど、目的に合わせて色を使い分ける空間設計が特徴的です。
今回は、そんな「フィットネスと色」にまつわるトリビアをいくつか紹介したいと思います。
※ 以下の内容はあくまで傾向であり、効果には個人差があります。
赤い色は「力」を引き出す?

赤色は交感神経を刺激して、心拍数や血圧を上げる効果があるとされています。
アテネ五輪(2004年)では、ボクシングやレスリングで赤のユニフォームを着た選手の勝率が高かったという研究があります。
実際、重量挙げのような「瞬発力」が必要なスポーツでは、赤が好まれることもあります。
青い色は「冷静さ」と持久力を引き出す?

青はリラックス効果があり、呼吸が深くゆっくりになる傾向があります。
ランニングやヨガなど「長時間集中したい運動」に向いており、青い照明のフィットネススタジオも登場しています。
緑は「疲労軽減」や「回復」の色?

自然を感じさせる緑は、心のリフレッシュ効果があるとされています。
公園でのジョギングや「森の中でのフィットネス(グリーンエクササイズ)」は人気ですね。
視界に緑があると運動後の疲労感が軽減するという研究もあります。
パープルやピンクは「気分の高揚」に効く?

パープルやホットピンクは非日常感や高揚感を生むため、ZUMBAやダンス系のスタジオで人気の配色。
照明演出に使われることも多く、楽しい気分で運動を続けられる効果があるそうです。
ウェアの色でパフォーマンスが変わる?

フィットネスは、筋肉だけでなく「気持ち」を動かすことも大切。心理学的に、好きな色のウェアを着るだけでモチベーションが上がるという研究もあります。
「この色を着るとやる気が出る!」という“勝負カラー”を見つけておくのも、毎日のフィットネス習慣を続ける秘訣になるかもしれませんね。
この記事のライター

physica編集部
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