
男性の“お尻”強化ブーム!なぜジム男子が「グルート(臀筋)」を鍛えるのか? - physica
こんにちは、フィジカ編集部です。
お尻を効果的に鍛えるトレーニングマシン「ヒップスラスト」。

2020年頃、都内のとある女性向けフィットネスジムで(海外から輸入する形で)導入されたのを封切りに、瞬く間に全国のジムに普及していった人気のマシンです。
このマシンの導入にあたっては、お尻を引き締めたい女性層をターゲットにしたジムがほとんどなのですが、海外では少し事情が違うようです。
ということで今回は、そんな海外の“お尻”トレーニング事情をこちらの記事からご紹介。
Why fitness bros are embracing the ‘big butt’ trend | news.com.au (海外サイト)
変化のきっかけ

フィットネス先進国アメリカでは、かつては腕や胸、腹筋といった“見える筋肉”が男性トレーニングの主役でしたが、今は「お尻こそ大事」と位置づけられるように。
特に2023年には、アメリカで400人以上の男性がブラジリアン・バットリフト(自身の脂肪を吸引し、それを臀部に注入してヒップアップや形を整える豊尻手術の一種)を受けるなど、お尻への関心が高まっています。
これにはゲイカルチャーでの「お尻好み」が注目され、ストレート男性にも波及したという文化的背景もあるようです。また、約81%の女性が“男性のお尻に魅力を感じる”という調査結果も報告されているとのこと。
見た目だけじゃない!機能的メリットも

姿勢改善:強い臀筋は骨盤や腰の安定をサポート → 腰痛軽減に効果あり。
スポーツパフォーマンス向上:股関節や膝の動きをサポートし、ランニング・ジャンプ・リフティングなどの力強さアップに貢献。
日常生活:重い荷物を持つ、階段昇降といった基本動作にも臀筋は大活躍。
元の記事では、「腰痛対策で臀筋を鍛えたら効果てきめん。姿勢も安定して、見た目以上に健康効果が大きい」「お尻を効果的褒められるのが嬉しい」「スポーツやデートに自信がついた」といったトレーニーの声も多数上がっています。
どうやって鍛えてるの?

アメリカでも、やはり「ヒップスラスト」は大人気(男性に)。
他にもデッドリフトやシングルレッグデッドリフト、スプリットスクワットなどの補助エクササイズでしっかりお尻を鍛えるジム男子多数!
F45(世界的に展開する機能的トレーニング特化型のグループフィットネスジム)などのジムでは、お尻に特化したトレーニングが公式メニューに追加されています。
男性フィットネスの未来形

日本国内のジムでも、最近は男性がヒップスラストのマシンを利用している姿をよく見かけるようになりした。
男性フィットネスの価値観は、もはや単なる“マッチョ像”から脱却し、健康・機能・見た目・自己表現と、総合的な充実を目指す方向へ進化しているのかもしれませんね。
この記事のライター

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