
次に流行るジムウェアはこれだ!…多分これだ!【考察&予想回】 - physica
こんにちは、フィジカ編集部です。
2025年現在、ジムウェアのトレンドは機能性とファッション性の両立に加えて「日常使いできるスポーティーさ」がキーワードになっています。
今日はこの動向について考察&未来予想!
これまでの動向
大手メーカー、一強時代

まず、従来のジムウェアといえば、NIKE・adidasなどの大手スポーツメーカーの機能的なウェアほぼ一択というのが常識でした。
しかし、昨今の筋トレブームにおいては、ユーザーの中で競技志向のアスリート層と一般のジム利用者のようなライト層で需要がはっきり分かれるようになり、特にライト層の運動目的には「日常の健康・美容目的」が多いことから、「そこまで高機能でなくていい」というユーザーが増えてきたのではないでしょうか。
ジムがより身近に

加えて、2010年代以降のファストジム(低価格な24時間ジム)の爆発的な増加を背景にジムがより身近な存在となったことから「ジムで着替える」だけでなく「ジムウェアで通う」ユーザーも増え、よりウェアにファッション性が求められるようになったと思われます。
広告塔が有名スポーツ選手からSNSインフルエンサーに

LYFT / CRONOS WOMAN
さらに、トレーニング系インフルエンサーやYouTuberの多くが、大手メーカーよりもLululemon、XEXYMIXなどの“映えるブランド”を着用していたり、自身でもブランドを立ち上げるなどして、SNS映え・着画文化の中でより自身の個性を出せるブランドに人気が移行。
となると…
次に流行るのはこれだ!
「アスレジャー×ジェンダーレスデザイン×サステナブル素材」
これまでスポーツファッションの括りであったジムウェアが独自のファッション性を持つようになり、単に「ジムで着るもの」ではなく、より日常的なカジュアルファッションの一部として進化していくと予想!
アスレジャー:「運動後にそのままカフェや買い物に行ける」デザイン。スポーツウェアとカジュアルファッションの中間を狙ったミニマル・モノトーンなアイテムなど。
ジェンダーレスデザイン:男女兼用のシルエットやカラー展開。現状ではオーバーサイズのトップス×タイトなボトムスのバランスなどがトレンド。
サステナブル素材:竹繊維、オーガニックコットンなど環境配慮型素材を使ったもの。従来のポリエステルやナイロンは石油由来で環境負荷が高く、とくに頻繁に洗濯されるジムウェアはマイクロプラスチックの排出源にもなり得ます。こうした背景から、(特にメーカー側に)「運動する時も地球にやさしい選択を」という意識が高まるのでは。
近い将来、むしろジム以外で着る機会の方が多くなる…かも⁉︎
この記事のライター

physica編集部
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