ビタミンの彩る世界。見た目はカラフル、中身はパワフル! - physica

こんにちは、フィジカ編集部です。

日々の食事やサプリメントのパッケージでよく目にする“ビタミン”という栄養素。実はこのビタミン、色とりどりの食物の中で、それぞれ個性を持って生きています。今日は、そんな「カラフルなビタミンの世界」をちょっと覗いてみましょう!

ビタミンは多彩で多才

ビタミンは、体の機能を正常に保つために欠かせない栄養素。

炭水化物、脂質、タンパク質の三大栄養素がエネルギーとして働くのを助けたり、体の組織や機能を調整したりする重要な役割を担っています。全部で13種類ありますが、私たちの体では十分に作ることができないため、食べ物から摂取する必要があります。

ビタミンには水に溶けやすい「水溶性」と、油に溶ける「脂溶性」があり、どちらもバランス良く摂ることが大切です。

カラフルなビタミンたち

ビタミンA(オレンジ・黄色系)

ビタミンA

にんじんやかぼちゃ、マンゴーなどに多く含まれるビタミンAは、目の健康皮膚の修復に活躍。オレンジや黄色の鮮やかな色は、β-カロテンという色素によるもので、体内でビタミンAに変換されます。

ビタミンB群(多色系)

ビタミンB

ビタミンB1〜B12まで複数あり、代謝を助けたり、疲労回復に効果を発揮します。玄米、豚肉、納豆、卵、葉物野菜などさまざまな食材に含まれており、色とりどりの献立に登場します。

ビタミンC(緑・赤・黄系)

ビタミンC

美肌の味方として有名なビタミンC。パプリカ、ブロッコリー、イチゴ、キウイなど、鮮やかな緑や赤、黄色の果物・野菜に多く含まれています。免疫力アップ抗酸化作用も。

ビタミンD(白〜薄黄色)

ビタミンD

日光を浴びることで体内でも生成できるユニークなビタミン。魚やきのこ類に多く含まれ、骨を丈夫に保つ働きがあります。色合いは控えめですが、地味に大事な存在です。

ビタミンE(深緑・ナッツカラー)

ビタミンE

アーモンドやかぼちゃの種、アボカドなどに含まれ、強力な抗酸化作用を持つビタミンE。細胞の老化を防ぐエイジングケアの味方です。

ビタミンの世界は虹色の世界

こうして見てみると、ビタミンはまるで体の中にある虹のよう。それぞれが違う色を持ち、違う働きをして、私たちの体を支えています。食卓に色があるほど、ビタミンもバランス良く摂れるというわけですね。

サプリメントも活用して

食事だけで十分なビタミンを摂ることが難しい場合や、特定のビタミンの必要量が増える場合(妊娠中など)には、サプリメントも有力な選択肢の一つとなります。

ただし、過剰摂取には注意が必要です。必ず用法・用量を守り、必要であれば医師や管理栄養士に相談しましょう。

今日は何色?

食事は、味だけでなく見た目も大切。色鮮やかな料理は、気分も明るくしてくれます。ビタミン豊富な食材を使って、食卓をもっとカラフルに彩ってみませんか?

「今日は何色?」そんな風に、日々の食事を楽しむヒントにしてみてください!

この記事のライター

physica編集部

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