
目指せ健康美尻!ゼロから始めるお尻トレーニングメニュー - physica
こんにちは、フィジカ編集部です。
「キュッと上がった丸くて引き締まったお尻になりたい!」
そんなヒップラインを手に入れるためには、効果的なお尻トレーニングが欠かせません。体の動きを支える重要な部位でもあるお尻は、正しく鍛えることで美しさだけでなく姿勢改善やパフォーマンス向上にも役立ちます。
ということで今回は、引き締まった丸いお尻(美尻)を目指すためのトレーニングメニューをご紹介します。しっかり鍛えて理想のヒップラインを手に入れましょう!
美尻を作るための基礎知識

お尻の筋肉は、主に6つのインナーマッスルと4つのアウターマッスルで構成されています。
このうち、美尻作りに重要なのはアウターマッスルの大臀筋(だいでんきん)です。大臀筋はお尻の筋肉の中でも特に広範囲に広がり厚みもあるため、この筋肉の発達具体でお尻のボリュームや形がほぼ決まります。
また、引き締まったサイドラインとお尻のピークを高く見せるための中臀筋(ちゅうでんきん)も美尻には欠かせません。

さらに、これらの土台を安定させるハムストリングスや体幹も鍛えておくと、腰・お尻・太もものラインがより映えます。
4. 可動域と姿勢改善 → 柔軟性を意識したトレーニング
筋肉を大きく動かすことで、お尻全体にバランス良く刺激が入り、自然な丸みと引き締めが生まれます。
目指せ美尻!ゼロから始めるお尻トレーニングメニュー

1. ヒップスラスト(お尻トレの王道)

鍛える部位: 大臀筋、ハムストリング
やり方:ベンチに背中を預け、膝を90度に曲げた状態でバーベルまたはダンベルを骨盤に置きます。お尻をギュッと締めながら腰を上げ、トップで2秒キープ。腰を反りすぎず、お尻の収縮を意識します。
ポイント:ヒップスラストは、お尻のボリュームと丸みを作る最強種目。しっかりとお尻を締める意識で行うことで、驚くほどヒップアップ効果が得られます。また、バーベルのバランスを取るのが難しいと感じる人は、スミスマシンを使うと安定します。
2. シングルレッグ・デッドリフト(美尻&美脚効果抜群)

鍛える部位: 大臀筋、中臀筋、ハムストリング、大腿四頭筋
やり方:両手または支える脚と反対の手にダンベルを持ち、片脚でバランスを取ります。背すじを伸ばしたまま、前傾してダンベルを膝より下に下ろします。
ポイント:片脚でバランスを取りながら行うことで、お尻の深い部分までしっかり刺激できます。さらに、もも裏の引き締め効果も抜群です。膝の曲げ伸ばしよりも股関節を軸に上体を前傾させる意識で行いましょう。

※片脚のバランスが難しい人は、壁に寄りかかりながら行ったり、後に台を置いて片足を乗せるなどして行いましょう。
3. シングルレッグプレス(お尻の丸みを強調)

鍛える部位: 大臀筋、ハムストリング、大腿四頭筋
やり方:ボード中央の上部あたりに、爪先をやや内側に傾けて片足を置き、片脚でレッグプレスを行います。もう片方の脚はリラックスさせ、動作の邪魔にならない位置に置きましょう。
ポイント:大臀筋に強烈な刺激を入れるため、上半身もやや内側に捻ると効果的です。(例えば右足で押しているなら、終始やや右側に振り向きながら行うイメージ)
4. ヒップアブダクション(中臀筋を確実に刺激)

鍛える部位: 中臀筋、小臀筋
やり方:マシンに座り両膝を左右に開きます。開ききったら1秒キープ。反動を使わず、コントロールした動作を心がけましょう。
ポイント:専用のマシンを使うことで、筋肉にしっかり負荷を加えることができます。ただし、最初からいきなり高重量では行わないように。
5. グルートブリッジ(自重でできる大臀筋種目)

鍛える部位: 大臀筋、ハムストリング
やり方:仰向けで膝を90度に曲げて足を床に置き、お尻を締めながら腰を持ち上げます。肩から膝まで一直線にしたら、お尻の収縮を2秒キープ。
ポイント:初心者から上級者まで対応できる種目で、フォームの習得やお尻の感覚を養うのにも最適です。腰を反らないようにお腹にも力を入れて行いましょう。
6. レッグサイドキック(自重でできる中臀筋種目)
鍛える部位: 中臀筋、小臀筋

やり方:四つ這いの状態で、片方の脚を外側にゆっくり持ち上げます。骨盤が傾かないように安定させ、お尻の側面で引き上げる感覚を意識。トップで1秒静止して、しっかり収縮させましょう。
ポイント:中臀筋を鍛えることで、お尻のサイドラインが引き締まり、ヒップアップ効果も倍増します。小さな動きでも確実に効かせましょう。
ヒップスラスト 8〜12回×3セット
シングルレッグ・デッドリフト 8〜12回×2セット(片脚)
ヒップアブダクション 15〜20回×3セット
シングルレッグ・デッドリフト 10〜15回×2セット(ダンベルなし/片脚)
グルートブリッジ 15〜20回×3セット
レッグサイドキック 15〜20回×2セット(片脚)
美尻を作るためのコツ

✔️お尻の筋肉を意識する
トレーニング中はとにかく「お尻を締める」感覚を大切にしましょう。鏡を使うと動きが確認しやすくなります。
✔️可動域をフルに使う
筋肉を大きく動かすことで、より多くの繊維を刺激できます。特にシングルレッグ・デッドリフトやシングルレッグプレスでは深く沈むことを意識しましょう。
✔️正しいフォームを優先する
重量を増やすよりも、まずは正しい姿勢と動作のコントロールが大切です。特に腰の反りすぎには注意して、お尻の力で動作をコントロールしましょう。
✔️栄養と休息も美尻への近道
トレーニング後は、タンパク質と十分な休息が必要です。しっかり栄養を摂取し、筋肉の回復を促進することで、美尻への道がグッと近づきます。
まとめ
美尻を手に入れるためには、正しいトレーニングと継続的な努力が不可欠です。ただ鍛えるだけでなく、「お尻をどう見せたいか」を意識することで、理想のヒップラインに近づけます。
今日からこのメニューを取り入れて、健康的な美尻を目指しましょう!
この記事のライター

physica編集部
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