
プロテインは本当に必要?筋トレ初心者の疑問を徹底解説 - physica
こんにちは、フィジカ編集部です。
「筋トレを始めたけど、プロテインって必要なの?」「お金もかかるし、普通の食事じゃダメなの?」という疑問を持つ初心者の方は多いのではないでしょうか。
そんな方のために、プロテインについて基本から分かりやすく解説したいと思います。
プロテインとは
プロテイン(Protein)は英語で「タンパク質」を意味します。筋肉や皮膚、髪の毛、内臓など体を作る重要な成分で、特に筋肉の成長や修復に欠かせない栄養素です。サプリメントとして販売されているプロテインは、通常の食事では不足しがちなタンパク質を効率よく摂取できるようにした栄養補助食品です。
主なプロテインの種類

ホエイプロテイン
牛乳から作られ、吸収が早い。筋トレ後に適している。
カゼインプロテイン
牛乳から作られ、吸収はゆっくり。空腹時の間食におすすめ。
ソイプロテイン
大豆から作られ、吸収はゆっくり。植物性タンパク質。ダイエットや美容目的に人気。
プロテインは初心者に必要?
筋トレをすると、筋肉がダメージを受け、回復のために多くのタンパク質が必要になります。これは初心者でも上級者でも変わりません。本来ならば食事から摂るのが望ましいですが、食事だけで十分なタンパク質を摂るのが難しい場合はプロテインが役立ちます。
1日に必要なタンパク質量
• 一般の人: 体重1kgあたり約0.8〜1.0g
• 筋トレをする人: 体重1kgあたり約1.5~2.0g

※ 食事から摂れるタンパク質の例
• 鶏むね肉(100g): 約20g
• 卵(1個): 約6g
• サバ(1切れ): 約18g
• 豆腐(1/2丁): 約10g
例えば、体重60kgの人が筋トレをする場合、1日に約90~120gのタンパク質が必要です。これを食事だけで摂るのは大変と感じる人は、プロテインで補うのが得策です。
プロテインを飲むメリット
1. 手軽にタンパク質を摂れる:忙しい日でも、水や牛乳でシェイクするだけで高品質なタンパク質を摂取可能です。
2. 運動後の回復を速やかにサポート:筋トレ後の30分以内にプロテインを摂ると、筋肉の回復を早め、効率的に筋肉が成長します。
3. ダイエットにも役立つ:タンパク質は満腹感を持続させる効果があるため、無駄な間食を防ぎやすく、健康的な体重管理をサポートします。
これらをうまく組み合わせて、食事からもタンパク質を十分に摂ることが理想です。
プロテインの選び方と飲み方

▼ 選び方
まずは目的によってプロテインの種類を選びます。筋肉をつけたいならホエイプロテイン、ダイエットや美容目的ならソイプロテインがおすすめ。
お店やECサイトを見ると様々なメーカーのプロテインが目に入ると思いますが、最近の製品はどのメーカーでも品質にそこまで大きな差はないため、シンプルに好きな味や値段の安さで決めて良いでしょう。むしろ飲み続けるためには、そちらの方が重要です。
▼ 飲むタイミング
筋トレ後30分以内: ゴールデンタイムと呼ばれ、吸収効率が高まります。
筋トレの1時間前: 十分な食事がとれなかった時や長時間のトレーニング前など。トレーニング中に血中アミノ酸濃度が低して筋肉が分解されるのを防げます。
間食代わりに: 小腹が空いたときにヘルシーなおやつとして利用できます。
朝食代わりに: 忙しい朝でも手軽に栄養補給が可能です。
プロテインを取り入れる際の注意点
1. 過剰摂取を避ける
プロテインを摂りすぎると消化器系の負担や余剰カロリーによる体重増加のリスクがあります。
2. 乳糖不耐性に注意
牛乳由来のホエイやカゼインは乳糖不耐症の人に合わない場合があります。その場合は、WPI製法で乳糖を取り除いて作られたものか、ソイプロテインなど他の植物性プロテインを選びましょう。
3. まずは食事を見直す
プロテインに頼りすぎず、食事の質を向上させることが健康的な体作りの基本です。
まとめ
プロテインは、忙しい現代人や筋トレをする人にとって便利なサポート食品です。ただし、すべての人に必須というわけではなく、あくまで補助的な役割です。初心者の方は、まず食事を見直し、不足している場合にプロテインを取り入れるのがおすすめです。適切な知識を持ってプロテインを活用し、健康的で理想的な体を目指しましょう!
この記事のライター

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