週1回しかジムで筋トレできない人のためのトレーニングメニュー - physica

こんにちは、フィジカ編集部です。

ジムで筋トレをしたい気持ちはあっても、仕事や家庭の都合で週1回しか時間が取れない方も多いはず。「週1回では効果が出ないのでは?」と不安になるかもしれませんが、効率的なメニューを取り入れれば十分にその成果を得ることはできます。

ということで今回は、週1回の筋トレでも効果を最大化できるトレーニングメニューをご紹介します。

マッチョな男性

【重要】週1回のジムトレで効果を出すためのポイント

1. 全身を鍛えるメニューを選ぶ

限られた時間で最大の効果を得るには、分割法で特定の部位だけを鍛えるのでなく、全身法で全身の筋肉を鍛えることが必要になります。

効率面からもスクワットやデッドリフトなどの複合的な種目(コンパウンド種目)を中心に取り入れましょう。

2. 筋肉を追い込む強度で行う

週1回の場合、筋肉をしっかり追い込む強度が必要です。特にウェイトを下ろす動作(ネガティブ動作)をゆっくり行うことで、筋肉へ強い刺激を与えられます。

3. エネルギーをしっかり確保する

全身法でコンパウンド種目を複数セット行うには、かなりのエネルギーが必要になります。

トレーニング中にメインエネルギーとなる糖質が枯渇するとパフォーマンスが落ちるばかりかケガのリスクも高まります。

トレーニングの2時間前には食事をしっかりとっておくことに加え、トレーニング中に「マルトデキストリン」を摂取することで筋肉を動かすためのエネルギーを確保しましょう。

おすすめトレーニングメニュー(60分)

以下のメニューは、週1回でも全身をしっかり鍛えられる内容です。自重トレーニングとウエイトトレーニングのどちらにも対応しています。

1. ウォームアップ(5〜10分)

怪我を防ぐために、トレーニング前の準備運動は必須です。

• ダイナミックストレッチ:股関節や肩甲骨を動かすストレッチを行い、可動域を広げます。

• 軽い有酸素運動:ジョギングやバイクで心拍数を少し上げておきます。

2. スクワット(下半身・体幹)

スクワット

回数:8〜10回×4セット

深くしゃがむことで負荷を高めます。

3. デッドリフト(背中・下半身)

デッドリフト

回数:8〜10回×4セット

バーベル、またはダンベルを使用。腰を丸めないように注意して行いましょう。

4. ベンチプレス(胸・肩・腕)

ベンチプレス

回数:8〜10回×4セット

ベンチとバーベルがない場合は、ダンベルプレスやプッシュアップ(腕立て伏せ)を行いましょう。

5.懸垂(背中・腕)

懸垂

回数:8〜10回×4セット

パワーラックを使い、次のミリタリープレスとスーパーセットで行います。(懸垂を1セット行ったら直後にミリタリープレスを1セット行う)

懸垂が難しい場合は、アシストマシンやラットプルダウンで代用を。でも出来れば懸垂。とにかく懸垂。

6. ミリタリープレス(肩・腕)

ミリタリープレス

回数:10〜15回×4セット

パワーラックを使い、懸垂とスーパーセットで行います。腰を反らしすぎないように注意しましょう。

7. プランク(体幹)

プランク

回数:30秒〜60秒×4セット

肘を床につけて体を一直線に保ちます。これも腰を反らさないように注意しましょう。

8. クールダウン(5〜10分)

トレーニング後は筋肉をリラックスさせるためにストレッチを行います。特に脚、胸、肩、背中を重点的に伸ばしましょう。

休養もトレーニングのうち

プロテインを飲む男性

筋肉はトレーニング中ではなく、休息中に成長します。週1回のトレーニング後はしっかり休み、タンパク質を中心にした食事で筋肉の回復をサポートしましょう。

まとめ

週1回の筋トレでも、全身を効率よく鍛えれば十分に成果を出すことができます。今回紹介したメニューを参考に、短時間で集中してトレーニングを行い、継続することで理想の体に近づきましょう!

この記事のライター

physica編集部

physica編集部

楽しくて役に立つフィットネス情報をお届けしています。

TOP