階段の上り方あれこれ - physica

駅の階段

階段の上り方にも種類があるのを知っていますか?

それぞれ体の使い方が変わるだけで、使われる筋肉・疲れ方・運動効果が大きく変わります。

今回は、そんな階段の上り方を大きく4つに分けて解説します。

① 足裏全体を乗せて上る

階段の上り方
  • 足裏全体で踏む
  • 背筋はまっすぐ
  • 手摺りは使わない

まずこれを標準的な上り方として、以下にその他のパターンを挙げていきたいと思います。

② かかとを乗せずに上る

階段の上り方
  • 太もも前側(大腿四頭筋)に強い刺激
  • ふくらはぎ(下腿三頭筋)に強い刺激
  • つま先で踏む
  • 素早く上れる

つま先立ちで上ることはないまでも、階段に「かかとを乗せずに」上っている人は多いのではないでしょうか。

瞬発力のある太ももの前側ふくらはぎの筋肉がメインで使われるため、素早く上ったり駆け上がったりする時に適していますが、長い階段ではすぐにバテてしまいます。

また、太ももの張りが気になる人は避けた方が良い上り方とも言えます。

③ 骨盤を前傾させて上る

上り方
  • お尻(大臀筋)に強い刺激
  • もも裏(ハムストリングス)に強い刺激
  • かかとで踏む

骨盤を前傾させながら上るパターンです。もとから反り腰の人はもちろん、そうでない人が意識的に胸を張ることでもこの上り方になります。

標準的な上り方と比べて、お尻もも裏の筋肉の使われる割合が増えるので、ヒップアップをしたい人は敢えてこの上り方をするだけで階段がジムに早変わり。

②のようにかかとを浮かせても可能ですが、かかとで踏面を押した方がよりお尻周りの筋肉が使われます。

④ 同じ側の手足を同時に上げる

上り方
  • 2軸で体を動かす
  • 体幹が安定する
  • エネルギー効率が良い
  • スピードは出ない

同じ側の肩と骨盤を一緒に動かす、いわゆる「ナンバ歩き」の階段バージョンです。

標準的な上り方が 体の中心を軸に捻りながら動く のに対して、この上り方は「右肩と右股関節を結んだ線」と「左肩と左股関節を結んだ線」をそれぞれ軸として、体は捻らずに動きます。

軸

軸そのものが移動することで周りの筋肉の動きは最小限となるため、疲れにくくはありますが、その分素早くは動けません。

また、慣れないと難しい動きに思えますが、体力の限界まで階段を上り続けると、最後はほぼ全ての人が自然とこの上り方になります。さらにわかりやすく言えば、脚が疲れて膝に手を当てながら階段を上るのがこの形です。

まとめ

ざっくりまとめるとこんな感じです。

  • 足裏全体 → バランス型
  • つま先 → ふくらはぎ・前もも特効
  • 骨盤前傾 → お尻・もも裏特効
  • ナンバ歩き → 体幹・省エネ重視

同じ階段でも、上り方で体への効果が変わるのが面白いところです。

ちなみに消費カロリーは

ナンバ歩き < 足裏全体 < 骨盤前傾 < つま先

の順に大きくなります。

これを知っておくと、上り方次第ではジムに行かなくても 立派な下半身トレーニングが完成します。

この記事のライター

physica編集部

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