鶏肉は太りにくい - physica

数あるタンパク源の中で、多くのダイエッターやトレーニーが愛してやまない食材「鶏肉(とりにく)」。

今日は、その魅力と太りにくい食べ方について紹介します。

なぜ鶏肉は太りにくいのか

鶏肉は太りにくか

1. 高タンパク・低脂質

ダイエットにおいて最も避けたいのは、筋肉が落ちて代謝が下がることです。鶏肉は他の肉類と比較しても タンパク質の含有率が高く低脂質、糖質はほぼゼロ。

豊富なタンパク質が基礎代謝を維持するための筋肉の材料になりつつ、脂質は少ないためローカロリーです。さらに血糖値も上がりにくいので脂肪を蓄えるホルモンであるインスリンの過剰分泌を防ぎます。

2. 食事誘発性熱産生(DIT)が高い

実は、食事をすること自体でもエネルギーは消費されます。これを食事誘発性熱産生(DIT)と呼びますが、栄養素によってその消費効率は大きく異なります。

脂質: 摂取エネルギーの約4%
糖質: 摂取エネルギーの約6%
タンパク質: 摂取エネルギーの約30%

つまり、鶏肉のような高タンパク質な食材を食べることは、消化する過程で多くのエネルギーを消費するため、他の食材を食べるよりも実質的な摂取カロリーが低くなるのです。

部位別・選び方のポイント

鶏肉も部位によって特性が異なります。それぞれの特性を知って、その時々の状況で使い分けるのが良いでしょう。

1. 究極の減量食材「ささみ」

ささみ

「とにかく最短で結果を出したい」「徹底的に脂質を抑えたい」という方には、ささみが最適です。

加熱しすぎるとパサつきやすいため、低温調理や酒蒸しにして「しっとり感」を出すのが継続のコツです。

特徴: 鶏肉の中で最も低脂肪・低カロリー。1本あたりのタンパク質量が安定しており、計算がしやすいのもメリットです。

メリット: 脂質がほぼゼロに近いため、夜遅い食事でも胃腸への負担が少なく、体脂肪になりにくいのが特徴です。

2. コスパ最強「むね肉」

胸肉

家計にも優しく、日常的な食事管理のメインとなるのがむね肉です。一般的に「ダイエットで鶏肉」といえばこの部位を指します。

そぎ切りにして繊維を断つ、あるいは塩麹に漬け込むことで、驚くほど柔らかく仕上がります。

特徴: ささみに次いで低脂肪。皮を取り除けば、非常に優秀なダイエット食材になります。

メリット: 注目すべきは「イミダゾールジペプチド」という成分。強い抗酸化作用があり、ダイエット中の天敵である疲れやストレスを和らげる効果が期待できます。

3. 満足感でリバウンドを防ぐ「もも肉」

もも肉

「むね肉ばかりだと飽きてしまう」「空腹感がストレス」という方は、もも肉を賢く取り入れましょう。

昼食など、しっかり動く時間帯のエネルギー源としておすすめです。

特徴: 適度な脂質が含まれるため、ジューシーでコクがあります。

メリット: むね肉よりも鉄分やビタミンB2が豊富です。これらは代謝を助け、肌や粘膜の健康を保つために欠かせない栄養素。皮を剥いで調理すれば、カロリーを抑えつつ高い満足感を得られます。

ダイエット効果を最大化する調理法

鶏肉

せっかくの低脂質食材も、調理法次第ではハイカロリーになってしまいます。

① 「蒸す・茹でる・焼く」が基本
油を使わずに調理することで、鶏肉本来のメリットを活かせます。
② 抗酸化成分を逃さない
むね肉に含まれる「イミダゾールジペプチド」は、抗酸化作用があり疲れにくい体を作ります。スープにして煮汁ごと飲むのも効果的です。
③ スパイスを活用する
塩分の摂りすぎはむくみの原因になります。胡椒、カレー粉、ハーブなどを使って風味を豊かにしましょう。


鶏肉は、高いタンパク質含有量と、消化によるエネルギー消費効率の良さから、まさに「食べて痩せる」を体現する食材です。

毎日の食事に賢く取り入れて、健康的でリバウンドしにくい体づくりを目指しましょう。

この記事のライター

physica編集部

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