人名がついた筋トレ種目 - physica
筋トレやフィットネスの世界では、人の名前がそのままに種目名なっている例がいくつも存在します。これは、その人物が種目を考案したり、広めたり、特徴的に実践していたことに由来するケースが多いからです。
今回は、そんな「人名がついた筋トレ種目」を紹介します。
アーノルドプレス

手のひら側を手前に向けた状態から、内側に回旋(肘を回内)させながらダンベルを持ち上げるショルダープレス。
名前の由来:映画『ターミネーター』などでお馴染み、“シュワちゃん”ことアーノルド・シュワルツェネッガーが、ボディビルの現役時代に行っていたことから。
ゾットマンカール

上げる時は手のひら側を上向き、下ろす時は下向きにして行う、ダンベルカール。
名前の由来:19世紀アメリカのストロングマン、ジョージ・ゾットマン(George Zottman)が考案し、前腕の強化方法としてこの種目を行っていたことから。
スコットカール

プリーチャーカールの別名。
名前の由来:初代ミスター・オリンピア、ラリー・スコット (Larry Scott)がこの種目(プリチャーカール)を行っていたことから。
JMプレス

ベンチで行う、ナロープレスとトライセプスエクステンションを合わせたようなプレス種目。
名前の由来:考案者のパワーリフター、J・M・ブレイクリー(JM Blakely)から。
DYロー

アンダーグリップ(逆手)で行うベントオーバーロー、またはそれを模したローイングマシン。
名前の由来:ミスターオリンピアの覇者、ドリアン・イェーツ(Dorian Yates)が行っていたことから。
ペンドレイロー

深くベントオーバーした状態で床からバーベルを爆発的に引くバーベルローイング。
名前の由来:考案者のウェイトリフティングコーチ、グレン・ペンドレイ(Glenn Pendlay)から。
ハックスクワット

重心を後ろに傾けたスクワット、またはそれを模したスクワットマシン。
名前の由来:エストニア出身の伝説的プロレスラー、ジョージ・ハッケンシュミット(George Hackenschmidt)が行っていた「バーベルを体の後ろで持つスクワット」から。
ジェファーソンスクワット

バーベルを脚の間に置いて跨ぐようにして持ち上げるスクワット。
名前の由来:考案者のサーカスのストロングマン、チャールズ・ジェファーソン(Charles Jefferson)から。今のようにパワーラックが普及していなかった時代、高重量のバーベルを床から直接持ち上げて行えるスクワットとして考案されたそうです。ちょうどスクワットとデッドリフトの中間のような種目なので「ジェファーソンリフト」と呼ばれることもあります。
ザーチャースクワット

名前の由来:考案者のウェイトリフター、エド・ザーチャー (Ed Zercher)から。こちらも、パワーラックがない場所でザーチャーが行っていたことが由来だそうです。
筋トレは長い歴史の中で、ウェイトリフター、ボディビルダー、コーチ、研究者など多くの人物によって発展してきました。そのため、考案者や有名な実践者の名前がそのまま種目名になることが多いのです。
普段何気なく行っているトレーニングも、「誰が考えたのか?」「なぜ広まったのか?」、そんな視点で見ると少し面白くなるかもしれませんね。
この記事のライター
physica編集部
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